何がしたいかわからないときの過ごし方|焦らず見つけるための5つのステップと、時期の見方

執筆:時枝 開監修:川越聡美(代表プロファイラー)公開:
ひとつの円から、うっすらとした複数の道が先に伸びているイメージ

何がしたいかわからないのは、珍しいことではありません。疲れや情報の多さ、選ぶ基準がないとき、力を蓄える時期の影響などで、誰にでも起こります。「見つけよう」と焦る前に、まず整えて、過去の経験や違和感から手がかりを集め、小さく試して確かめていくのが、進めやすい順番です。

この記事では、わからなくなる理由、焦らず見つける5つのステップ、仕事で迷うときの考え方を紹介します。さらに、バイオリズムで「わからない」と感じやすい時期の見方と、自分を知る手がかりとしての性格タイプもお伝えします。バイオリズムは、やりたいことを言い当てるものではなく、次の時期に備えて、行動を計画するための道具です。

なぜ「何がしたいか」わからなくなるのか

「やりたいことがない」「自分が何をしたいのかわからない」と感じる背景には、次のようなものがあります。

どれか1つとは限らず、重なっていることもあります。「わからない」は、能力や意欲が足りないという意味ではありません。

焦らず見つける5つのステップ

  1. 整える:睡眠・食事・休みを優先する。気力が戻ると、「したい」が見えやすくなります
  2. 過去の山を振り返る:時間を忘れて取り組んだこと、人に感謝されたことを書き出す(モチベーショングラフの書き方)
  3. 「したくないこと」から絞る:やりたいことが出てこなくても、「これは違う」と感じることは言えることが多い。違和感を書き出して、その反対を考える
  4. 小さく試す:1回の体験、1冊の本、1人に話を聞くなど、元に戻せる範囲で。やってみて「意外と楽しい/そうでもない」を確かめる
  5. 決めつけず、保留にする:今すぐ答えを出さなくてよい。試して得た感触をメモして、積み重ねる

ポイント

「したいこと」は、考えて見つかるというより、試した感触の積み重ねで、あとからわかってくることが多いものです。

5つの問いで手がかりを探す

答えが出なくてもかまいません。思いついたことを、メモにそのまま書いてみてください。

問いわかること
時間を忘れて取り組んだことは?自然に力が出る分野
人からよく頼まれる・ほめられることは?自分では当たり前の強み
うらやましいと感じる人は、どんな人?自分が大事にしたい価値観
やめたい・避けたいことは?合わない環境や進め方
お金も時間も心配がなければ、何をする?制約を外したときの関心

仕事で何がしたいかわからないとき

仕事の「やりたい」が見えないときは、職種を決める前に、働き方や場面から整理すると進めやすくなります。

転職や独立を考えるときの、動く時期と待つ時期の見方はバイオリズムと仕事で紹介しています。適職診断などのツールは、答えを決めるものではなく、考える手がかりとして使うのがおすすめです。

バイオリズムで見る:「わからない」時期

スクールのバイオリズムでは、年の流れを12のポジションで見ます。最後の3つ(充電1・充電2・充電3)が、力を蓄えて次に備える「充電期」です。その中の充電2(内省)は、エネルギーが低いまま続き、物事が進まないことに焦りや不安を感じやすい時期とされています。「何がしたいのかわからない」と感じやすいのは、こうした時期かもしれません。

充電期を過ぎると、新しいことを始めるのに向いた「種(始動)」の時期が来ます。つまり、わからないときは、答えを急いで出すより、整えて蓄え、情報集めや小さな試しをしておくという見方ができます。

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※入力した生年月日は保存しません。

自分を知る手がかり:性格タイプ

「自分はどんな人なのか」の手がかりとして、スクールでは、生年月日から6つの性格タイプを読み解きます。気づいていなかった自分の傾向を知るきっかけになります。診断の結果は、やりたいことを決めるものではなく、自分の見方を広げる材料として使ってください(性格診断は生年月日でわかる?)。

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つらさが強いとき

眠れない、食欲がない、何をしても楽しめない、消えてしまいたい気持ちがある、といった状態が続くときは、「わからない」の問題ではなく、心や体の不調かもしれません。一人で抱えず、医療機関や、お住まいの地域の相談窓口に相談してください。バイオリズムは、こうした不調を診断・改善するものではありません。

よくある疑問

やりたいことが見つからない人の特徴はありますか?

特定の特徴で人を決めつけることはできません。疲れ、環境、人の期待を優先してきたこと、時期など、多くの要因が関わるためです。「自分はそういう人だ」と結論づけず、いま何が見えにくくなっているのかを、一つずつ確かめることをおすすめします。

診断を受ければ、やりたいことが見つかりますか?

診断は、答えを決めるものではなく、自分を知る手がかりの1つです。結果を参考にしつつ、過去の経験の振り返りや、小さく試した感触とあわせて考えるのがおすすめです。

30代・40代でも、何がしたいかわからないままで大丈夫ですか?

年代にかかわらず、迷うことはあります。環境や役割が変わる時期に、とくに起こりやすいといわれます。大きく変える前に、小さく試しながら進めてください(人生をやり直したいときに)。

人生で一番しんどい年齢は、いつですか?

年齢で決まるものではありません。転職・出産・介護・役割の変化など、環境が大きく変わる時期に重くなりやすい、と言われます。自分のしんどかった時期は、山と谷を書き出してみると見えてきます。

バイオリズムで、やりたいことがわかりますか?

いいえ。バイオリズムは、やりたいことや、動く時期を言い当てるものではありません。今がどんな時期にいるかを知って、動く時期と待つ時期を考え、次に備えるための目安です。

科学的に証明されているのですか?

いいえ。スクールの読み方は、統計学的に証明されたものではなく、備えるための道具です(バイオリズムの信憑性)。

まとめ

まずは、5つの問いのうち、答えやすいものを1つだけ、メモしてみてください。

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※バイオリズムは、次の時期に備えるための道具であり、結果を保証するものではありません。

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