バイオリズムの3つの周期とは?身体23日・感情28日・知性33日の意味と、計算方法

執筆:時枝 開監修:川越聡美(代表プロファイラー)公開:
周期の違う3本の波(青・橙・緑)が、破線の中心線をまたいで重なり合うイメージ

バイオリズムの3つの周期は、身体が23日、感情が28日、知性が33日です。生まれた日を起点に、3つの波が同じ形で上下をくり返す、という考え方で、無料の計算サイトやアプリの多くが、この3つの波をグラフにしています。

この記事では、それぞれの周期の意味、グラフの読み方、生まれてからの日数とSIN関数で求める計算方法(例つき)、そして3つの周期でわかること・わからないことを整理します。

結論:身体23日・感情28日・知性33日の3つの波

周期日数関係するとされる状態
身体のリズム(P)23日体力や活動のしやすさ
感情のリズム(S)28日気分や感受性
知性のリズム(I)33日集中力や判断力

ポイント

  • 3つの波は、全員が同じ長さ(23・28・33日)で、違うのは「今、波のどこにいるか」だけ
  • 波の位置は、生まれた日から数えた日数で決まる
  • 中心線より上は高調期、下は低調期、中心線をまたぐ日が要注意日

英語の頭文字から、P(Physical)・S(Sensitivity)・I(Intellectual)と書かれることもあります。3つの周期が生まれた経緯は、バイオリズムの歴史で紹介しています。

身体のバイオリズムとは

身体のバイオリズム(身体リズム)は、23日周期の波で、体力や活動のしやすさ、疲れやすさに関係するとされています。「バイオリズムの身体」と略して呼ばれることもあります。

波が高い時期は、動きやすい、疲れにくいと感じやすく、低い時期は、だるさを感じやすい、と説明されます。ただし、体調の良し悪しを言い当てるものではなく、「今日は無理をしない日にしよう」と考えるときの目安のひとつとして使うものです。体の不調が続くときは、バイオリズムではなく、医療機関に相談してください。

感情のバイオリズムとは

感情のバイオリズム(感情リズム、感性のリズム)は、28日周期の波で、気分や感受性、人との関わり方に関係するとされています。

波が高い時期は、気持ちが前向きになりやすく、低い時期は、気分が沈みやすい、人の言葉に敏感になりやすい、と説明されます。「感情の要注意日」は、この28日の波が中心線をまたぐ日のことです(要注意日とは?)。

知性のバイオリズムとは

知性のバイオリズム(知性リズム)は、33日周期の波で、集中力や判断力、物事の覚えやすさに関係するとされています。

波が高い時期は、勉強や仕事に集中しやすく、低い時期は、うっかりミスをしやすい、と説明されます。3つの中でいちばん周期が長く、波の変化がゆるやかです。

3つの波の読み方

3つの波をグラフにすると、中心線(基準の線)をはさんで、それぞれが上下をくり返します。

3つの波は周期が違うので、3つがそろって高い日、そろって低い日、バラバラの日があります。たとえば、身体は高いのに感情が低い、という組み合わせもあります。波が重なる日は、特に気をつけて過ごす目安にする、という使い方もされますが、どの組み合わせが何を意味するかは、確かめられているわけではありません。

自分の3つの波は、バイオリズム計算で30日分をグラフにして確かめられます。

計算方法(例つき)

3つの周期の波は、生まれた日から数えた日数を使って、次の式で求めます。

計算式

波の値 = SIN(2 × π × 生まれてからの日数 ÷ 周期の日数)

周期の日数は、身体が23、感情が28、知性が33。答えは −1 から 1 の間になり、プラスなら中心線より上(高い側)、マイナスなら下(低い側)、0に近いときが要注意日です。

例:生まれてから10,000日目の場合(約27歳4か月)

周期余りと波の値位置
身体(23日)余り18日目・約 −0.98ほぼ最も低いところ
感情(28日)余り4日目・約 0.78高い側
知性(33日)余り1日目・約 0.19中心線のすぐ上(上がり始め)

10,000を周期で割った「余り」が、その波の中での位置を表します。この例では、身体は低調期の底、感情は高調期、知性は上がり始めの時期、という読み方になります。

生まれてからの日数は、基準日から生年月日を引くと求められます。エクセルなら、日数を出したセルを使って「=SIN(2*PI()*日数/23)」のように入力できます。毎回計算するのは手間なので、バイオリズム計算では、生年月日を入力するだけでグラフを表示します。

なお、ここで紹介したのは、一般に知られる3つの周期の計算です。本サイトの年・月・日・時間の読み方(12のポジション)は、この式では求められません。

3つの波が最初の位置に戻るのは約58年後

23・28・33は、どれも共通の約数がありません。そのため、3つの波が、生まれた日と同じ位置にそろって戻るのは、23 × 28 × 33 = 21,252日後、つまり約58年後です。

それまでの約58年間は、3つの波が同じ組み合わせになる日はありません。同じ日に生まれた人どうしは、一生を通して同じ波の形になり、1日でも生まれた日がずれると、波の位置もずれ続けます。

3つの周期でわかること・わからないこと

わかることわからないこと
今日・今月の3つの波の高い・低い来年・数年先の自分の時期(周期が短く、人生の大きな流れは表せない)
波が切り替わる日(要注意日)の目安何が起きるか、うまくいくか
「今日は無理をしない」と考える手がかり周期が正しいことの裏づけ(検証では支持されなかったとする研究もある)

3つの周期は、23〜33日という短い単位の波なので、数か月〜数年の時期や、人生の流れは表せません。本サイトでは、3つの周期とは別に、年・月・日・時間の4つの時間軸で、12のポジションを順にめぐる波として読み、年の波を並べた一生グラフで人生を振り返ります(4つの時間軸・12年周期・一生グラフの見方)。

3つの周期の理論は、統計的な検証で裏づけが得られなかったとする研究もあり、科学的に確立したものとはいえません。本サイトでは、未来を言い当てるものとしてではなく、次の時期に備えて、計画を立てるときの「基準」のひとつとして扱っています(バイオリズムの信憑性)。

生年月日から、今月の3つの波を見てみる

無料でバイオリズムを計算する

よくある疑問

バイオリズムには何種類ありますか?

一般には「身体・感情・知性」の3種類です。このほか、3つを合わせた総合の波や、直感・精神・美的感覚などの周期を加えた考え方もありますが、本サイトでは、よく知られた3つを扱います。年・月・日・時間の4つの時間軸で読むスクールの方法は、別の読み方です(バイオリズムとは?)。

なぜ周期は23日・28日・33日なのですか?

身体の23日と感情の28日は、19世紀の終わりごろにフリースが、知性の33日は、1920年前後にテルチャーが提唱したとされています。くわしい経緯はバイオリズムの歴史をご覧ください。なぜその日数なのかを、科学的に説明できているわけではありません。

周期の長さは、人によって違いますか?

この理論では、周期の長さは全員同じです。違うのは、生まれた日から数えた日数なので、波の位置(今どこにいるか)が人によって違います。

バイオリズムの「法則」とは何ですか?

よく言われるのは、「生まれた日を起点に、3つの波が決まった周期で上下をくり返す」という考え方と、「波が中心線をまたぐ日が要注意日になる」という見方です。いずれも、仮説として紹介されているもので、確立した法則ではありません。

バイオリズムの計算はエクセルでできますか?

3つの周期ならできます。「計算方法」で紹介した式を、日数のセルに対して入力してください。年・月・日の時期(12のポジション)は、この方法では出せません。

体内時計(概日リズム)とは同じですか?

別のものです。体内時計はおよそ24時間の周期で、睡眠と目覚めなどの仕組みを指します。3つの周期は、生年月日を起点にした23〜33日の波です(バイオリズムとは?)。

まとめ

まずは、バイオリズム計算で今月の3つの波を見て、過去の出来事と照らし合わせるところから、試してみてください。

あわせて読みたい

「バイオリズムとは」の記事

「バイオリズムとは」の記事をすべて見る →