バイオリズムの低調期(悪い時期)の過ごし方|充電期にやること・やらないこと

バイオリズムが悪い時(低調期)とは、力が足りない時期ではなく、次に備えて力を蓄え、身の回りを整える「充電」の時期のことです。うまくいかないと感じるときに、「今は充電期だから」と分かるだけで、自分を責めずにすみます。
この記事では、低調期という言葉の2つの意味を整理したうえで、低調期にやっておきたいこと・控えたいことと、充電1・2・3それぞれの過ごし方をご紹介します。最後に、執筆者の時枝 開が自分の充電期をどう過ごしたかもお伝えします。バイオリズムは未来を言い当てるものではなく、次の時期に備えて、行動を計画するための道具です。
バイオリズムの「低調期」とは?2つの意味
「低調期」という言葉は、次の2つの意味で使われています。
| 3つの周期の低い側 | 12ポジションの「充電期」 | |
|---|---|---|
| 見ているもの | 身体23日・感情28日・知性33日の波 | 年・月・日・時間それぞれの12のポジション |
| 低調期の長さ | 数日〜数週間 | 年なら3年、月なら3か月、日なら3日 |
| 向いた使い方 | ここ数週間の調子の目安 | 次の時期への備え、数年単位の計画 |
前者は、バイオリズムの考え方の出発点になった一般的な理論です(バイオリズムとは?)。後者は、本サイトを運営するプラクティカルプロファイリングスクールの読み方で、12のポジションのうち最後の3つ(充電1・充電2・充電3)を充電期と呼びます(人生のバイオリズム)。
この記事では、主に後者の「充電期」の過ごし方を扱います。
バイオリズムが悪いとはどういう意味?
「バイオリズムが悪い」とは、調子の波が低い側にある時期のことで、あなたの力が落ちたという意味ではありません。波は誰にでも周期的にめぐってくるので、低い時期はいずれ抜けます。
低調期は「悪い時期」ではない
「今、バイオリズムが悪い」と言われると、不安になるかもしれません。けれど、低調期はあなたの力が足りないという意味ではありません。12年のうち3年、1年のうち3か月は、誰にでも周期的にめぐってきます。
充電期は、やる気が出にくかったり、いつもどおりにやっても結果が出にくかったりする一方で、自分を振り返り、いらないものを整理するのに向いた時期です。そして充電期を抜けると、新しく動き出す「種(始動)」がめぐってきます。充電期に適切な準備をしておくほど、上昇期に入ったときに、行動を起こすべきことが表れやすくなる、という考え方です。備えのための時期ともいえます。「うまくいかないのは、今が充電の時期だから」と分かるだけで、必要以上に自分を責めずにすみます。
つらい時期を過ごしている方へ
体調や心の状態が優れない日が続くときは、バイオリズムで判断せず、医師や専門の相談窓口に相談してください。バイオリズムは、医療や診断の代わりにはなりません。
低調期にやっておきたい4つのこと
1. 情報を集める・学ぶ
大きな成果を求めず、次の「種(始動)」に向けた情報集めや学びにあてます。本や講座など、外からの刺激を取り入れるのに向いた時期です。
2. 振り返る
自分のクセや、うまくいかなかったことを、落ち着いて見直します。うまくいかない原因を探して責めるのではなく、次に生かすための材料として集めるつもりで振り返ります。
3. 整理する
人間関係、持ち物、お金の使い方など、身の回りのものを、手放すものと大切にするものに分けます。落ち着いて見分けることが大切です。
4. 次の「種」に向けて準備する
目標や基準を少し下げて、7割の出来でよしとします。一人で抱え込まず、周りに協力を頼み、確認は念入りに行います。
低調期には控えたいこと
- 新しく始めることや、大きな決断:次の「種(始動)」まで待ちます。「もういい」と勢いで物事を切り捨てたくなる時期でもあるため、判断は急ぎません
- 成果を急ぐこと:いつもどおりにやっても思うような結果が出にくい時期です。焦って計画のないまま動き出すのは避けます
- 周りの言動に振り回されて、自分を責めること:うまくいかないのは、あなたのせいではなく、今が充電の時期だからかもしれません
- 身近な人への八つ当たり:気持ちが不安定になりやすい時期です。イライラを身近な人にぶつけていないか、ときどき振り返ってみてください
充電1・充電2・充電3で過ごし方は違う
同じ充電期でも、1年目・2年目・3年目では、気持ちの状態も、向いている過ごし方も変わります。
充電1(自覚):充電期の始まり
- 特徴:やる気が出にくく、感覚や判断が鈍りやすい。周りの言動に振り回されやすく、自分を責めやすい
- ヒント:目標や基準を少し下げ、7割の出来でよしとする。一人で抱えず、周りに協力を頼む
充電2(内省):エネルギーが低いまま続く
- 特徴:やる気や集中力が続きにくい。物事が進まないことに、焦りや不安を感じやすい
- ヒント:大きな成果は求めず、2つ先の「種」に向けた情報集めや学びにあてる。自分のクセを振り返る
充電3(清算):充電期の最後
- 特徴:小さなことにもイライラしやすい。「もういい」と勢いで切り捨てたくなり、視野が狭くなりやすい
- ヒント:手放すものと大切にするものを、落ち着いて見分ける。新しく始めることは次の「種」まで待つ
とくに充電1は、前年とのギャップが大きい
充電1の前の年は、12ポジションの区切りにあたる「充実(達成)」です。目指してきたことが形になりやすい年のあとに来るため、「あれ? 何が起こったのか」というギャップを感じやすくなります。
そして、充電期という考え方を知らないまま充電1を迎えると、その原因を自分の外に探しやすくなります。とくに、近い距離の人にイライラをぶつけてしまうことがあります。あとから気づくことが多く、本人も周りの人もつらくなりがちです。
知っているだけで、「今は充電1だから、イライラしやすいかもしれない」と、一歩引いて自分を見ることができます。
年・月・日・時間、それぞれの低調期
スクールのバイオリズムは、年・月・日・時間の4つの時間軸で読みます。どの時間軸にも12のポジションがあり、充電期は3つずつあります。
| 時間軸 | 充電期の長さ | 低調期の使い方の例 |
|---|---|---|
| 年 | 3年 | 数年単位で、学びと整理にあてる |
| 月 | 3か月 | 大きな予定を入れすぎず、振り返りの時間をとる |
| 日 | 3日 | 無理をしないで休む日をつくる |
| 時間 | 約6時間(2時間×3) | 集中力を要する仕事を避けた時間帯にする |
年が充電期でも、月や日は上昇期ということがあります。4つの時間軸を重ねると、「今年は蓄えの年だけれど、今月は動きやすい月」といった読み方ができます(4つの時間軸の見方はこちら)。
実践者の充電期の過ごし方
ここからは、執筆者である私(時枝 開)が、自分の充電期をどう過ごしたかをお話しします。
充電1:知らずに迎えた30代前半
充電1の前の年は、それまでの人生で最高の年でした。だからこそ、「何が起こったのか」というギャップが大きく、充電期という考え方を知らずに迎えた30代前半の充電1では、自分よりも周りの人に対する苛立ちが強くなりました。いま振り返ると、いちばん近くにいる人にその苛立ちをぶつけてしまう、最悪のパターンだったと思います。
それは、あとになってから分かることです。本人も、身近な人もつらい時期になってしまいました。身近な人が、情に厚く面倒見のよい「温情主義(C)」タイプだと親身になってくれますが、そうでなければ、我慢の限界を感じるでしょう。30歳前後で充電1を迎える方には、その仕組みを理解してくれているプロファイラーのような存在がそばにいると、自分自身に気づくきっかけになると思います。
充電2:本を読み、引き出しを増やす
充電2では、充電1を1年間過ごしてきただけに、少し慣れてきます。慣れてきたこの時期こそ、将来のために力を蓄えるときだと考えて、本を読むなど、吸収を多くしました。自分の中に引き出しがたくさんできます。
外部をシャットアウトして、本から著者の経験を盗むくらいのつもりで読み漁りました。すると、2年後の「種」から、一気に力になっていきました。
充電3:人・物・お金を整理する
充電3では、スクールで教わった考え方をもとに、身の回りの人・物・お金を整理することを意識し続けました。
- 人:よくない付き合いの人とは、少しずつ距離をとっていきました
- 物:執着していた物を手放し、本当に大切な物だけに絞り込みました。そのあとで、新しく励みになるものが入ってきました
- お金:見栄や体裁のための出費に目を向けて整理したことで、新たな人生観を見つけることができました
※個人の体験であり、同様の結果を保証するものではありません。
自分の充電期はいつ?
自分の充電期がいつなのかは、生年月日から調べられます。一生のバイオリズムでは、生まれてから去年までの年の波と、これまでの充電期の年齢がわかります。今月のバイオリズム、今日と今の時間帯も調べられます。
これまでの充電期は何歳だった? 一生のバイオリズムを見てみる
無料でバイオリズムを計算するうまくいかないと感じて自分を責めてしまうときは、何もかもうまくいかない時期の乗り越え方も参考にしてください。
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「停滞している」と感じる悩み全般については、人生の停滞期とは?で紹介しています。
過去の谷を、やる気の波として描いて振り返る方法は、モチベーショングラフの書き方で紹介しています。
充電期に入っていることが分かったら、過去の充電期に何が起きたかを、思い出して書き出してみてください。次の充電期を迎えるときの「基準」になります。
まとめ
- 低調期には、3つの周期の低い側(数日〜数週間)と、12ポジションの「充電期」(年なら3年)の2つの意味がある
- 充電期は、力が足りない時期ではなく、蓄えと整理の時期。自分を責めなくてよい
- やっておきたいのは、学ぶ・振り返る・整理する・次の「種」に向けて準備すること
- 控えたいのは、新しいことや大きな決断、成果を急ぐこと、身近な人への八つ当たり
- 充電1は前年とのギャップが大きい。充電2は学びを増やす時期、充電3は人・物・お金を整理する時期
つらいときは一人で抱えず、医師や専門の相談窓口にも相談してください。