一年の振り返りの書き方|月ごとに並べて、その時期と一緒に見直す

一年の振り返りは、1年を月ごとに並べて、その月の時期(ポジション)を書き添えて見ると、できなかった理由が自分のせいだけではないことに気づけます。書く順番は、「できたこと」から、そして次の行動までです。
この記事では、一年の振り返りで書く項目と、時期と並べて見る手順、基本の書き方、例文を紹介します。バイオリズムは未来を言い当てるものではなく、次の時期に備えて、行動を計画するための道具です。
一年の振り返りは、何を書けばいい?
決まった型はありませんが、次の4つがあれば、来年につながる振り返りになります。
できたこと
大きな成果でなくてもよい。続けられたこと、乗り越えたことも入れる
できなかったこと
責めずに、事実だけ書く。いつ頃のことかも添えておく
気づいたこと
なぜそうなったか、どう感じたか。動けた時期と、動けなかった時期の違い
来年に生かすこと
次にやること、やめること、続けること。1〜3つに絞る
「振り返り」と「反省」は少し違います。反省は直すところを探すことが中心ですが、振り返りは、できたことも含めて1年を見渡し、次の動き方を決めることです。
時期を先に決めて、1年を月ごとに並べる
1年を思い出すだけでは、「あの時期はなぜ動けなかったのか」がわかりません。そこで、月ごとに出来事を並べ、その月のバイオリズムのポジションを書き添えて見ます。
書く
出来事を、月ごとに書き出す
- 手帳、カレンダー、写真を見返す
- 仕事・暮らし・人間関係を、1か月に一言ずつ書く
添える
月のポジションを書き添える
- 12のポジションは、順にめぐります
- 月の切り替わりは、毎月1日ではなく、3〜9日ごろ
分ける
動く月と、整える月に分けて見る
- 動く月にできなかったことは、やり方を見直す
- 整える月に進まなかったことは、自然な流れだったかもしれないと見る
生かす
来年の目標を置く時期を決める
- 動く月に始めたいことを置く
- 整える月には、見直しと準備を置く
勢いの目安:◎ とても高い/○ 高い/△ ふつう/× 低い/×× とても低い
ポイント
バイオリズムは、12年・12か月・12日・24時間の4つの時間軸で、いまの自分がどんな時期にいるかを読み解く、スクール独自の分析法です(4つの時間軸)。ポジションの説明は平均的な目安で、同じポジションでも、性格タイプやそのときの状況で表れ方は変わります。各ポジションの意味は12ポジションとはで紹介しています。
できなかった月が「整える月」に当たっていたら、「あの月は、量を落とす時期だったのかもしれない」と見ることもできます。結論を決める必要はありません。振り返りの視点を1つ増やすくらいの使い方で十分です。
振り返る前に、生年月日から今月のあなたのポジションを見てみる
無料でバイオリズムを計算する振り返りの基本の書き方
1つ1つの出来事は、次の3つの順で書くと、感想だけで終わりません。
事実
いつ、何があったか。評価を入れずに、見たまま書く
気づき
なぜそうなったか。どう感じたか。そのときの時期はどうだったか
次の行動
次に同じ場面が来たら、どう動くか。小さく、具体的に書く
仕事の振り返りでも、暮らしの振り返りでも、同じ型で書けます。うまく書こうとせず、まずは1か月に1行から始めてみてください。
例文:感想で終わる例と、次につながる例
次は、書き方のイメージです。例として書いた文で、実際の体験ではありません。
仕事の振り返り
避けたい今年は忙しかった。来年はもっと頑張りたい。
伝わりやすい春に新しい担当を任された(事実)。夏は資料作りに追われて、余裕がなかった(気づき)。来年は、担当が変わる月の前後は予定を減らして、準備の時間を取る(次の行動)。
暮らしの振り返り
避けたいあまり何もできなかった一年だった。
伝わりやすい秋は予定を詰めすぎて、疲れが残った(事実)。整える時期だったのかもしれない(気づき)。来年の秋は予定を7割にして、週に1日は空けておく(次の行動)。
例文の中のポジションや時期の見方は、あくまで例です。月とポジションの組み合わせは、生年月日によって人それぞれ変わります。
監修者の言葉:記録と時期を照らし合わせる
監修者の川越聡美(代表プロファイラー)は、振り返りの習慣について、次のように話しています。
振り返りの習慣は感情のコントロール術とつながる

川越 聡美
代表プロファイラー・本サイトの監修者
予定や出来事を記録しながら、バイオリズムの時期の特徴と照らし合わせていくと、出来事への感じ方で自己理解が深まり、感情との付き合い方を見直すきっかけになります
ポイントは、出来事を記録しておき、あとから、その時期の特徴と並べて見ることです。1年分の記録があれば、同じポジションのときに自分がどう動いたかが、次の1年の手がかりになります。
書いたあとに確かめる5つの問い
書き終えたら、次の問いで点検します。当てはまらないものがあれば、書き足してください。
- 月ごとに、出来事を1つ以上書いたか
- できたことから書いたか
- 感想で終わらず、気づきまで書いたか
- 動く月と整える月のどちらだったかを、書き添えたか
- 来年の次の行動を、1〜3つに絞ったか
いつ振り返る? 年末年始と立春
一年の振り返りは、11〜12月に手帳やカレンダーを見返し、年末年始にまとめるのが目安です。1年の出来事が出そろい、来年の予定も立てやすくなります。
注意したいのは、バイオリズムの年の切り替わりは、1月1日ではなく立春(2月4日ごろ)だということです。年末に振り返ったあと、立春以降の月のポジションを確かめて、来年の目標を置き直すと無理がありません。目標の置き方は今年の目標の決め方、年・月・日の順に計画へ落とし込む手順は計画の立て方で紹介しています。
年の切り替わりの日付は年によって前後します。切り替わりの日時は、国立天文台の暦要項が基準です。
手帳や記録で振り返るなら
1年を振り返るときは、日記や手帳の記録があると、月ごとの出来事を思い出しやすくなります。年・月・日・時間のポジションが印字されたバイオリズム手帳なら、予定と同じページでポジションも見返せます。
これまでの人生を、やる気の波として描いて振り返りたい場合は、モチベーショングラフの書き方で、書き方と、一生のバイオリズムの波と重ねて見る方法を紹介しています。
よくある疑問
一年の振り返りは、何から書けばいいですか?
「できたこと」から書きます。1年の出来事を月ごとに並べて、1か月に一言ずつ書くだけで十分です。気づきと次の行動は、そのあとで書き足します。
振り返りシートやテンプレートは必要ですか?
なくても書けます。手帳やノートに、月ごとの出来事・気づき・次の行動の3つを書ければ足ります。使いやすい形があれば、使って構いません。
「振り返り」の言い換えは?
「見直し」「総括」「棚卸し」「レビュー」などがあります。場面に合わせて選んでください。
「まとめ」と「振り返り」は何が違いますか?
まとめは、出来事や内容を整理することです。振り返りは、そこから気づきを得て、次の行動まで考えることを指します。
うまくいかなかった年は、どう振り返ればいいですか?
うまくいかなかった月を、自分のせいだけと決めつけないことです。整える時期に量を詰め込んでいなかったかを見て、来年の置き方を変えます。小さくできたことも、1つは書き出してください。
バイオリズムで、振り返りの結論が決まるのですか?
いいえ。バイオリズムは、振り返りの視点を増やす材料で、結論を決めてくれるものではありません。大切なのは、自分で考えて判断することです。考え方はバイオリズムの信憑性で正直にお伝えしています。
まとめ
- 一年の振り返りは、できたこと・できなかったこと・気づき・来年に生かすことの4つを書く
- 1年を月ごとに並べ、その月のポジションを書き添えて、動く月と整える月に分けて見る
- 書き方は、事実→気づき→次の行動の順。感想で終わらせない
- 監修者の言葉どおり、記録をあとから時期の特徴と照らし合わせると、自己理解の手がかりになる
- 11〜12月に見返して年末年始にまとめ、立春以降のポジションで来年の目標を置き直す
まずは無料ツールで、今月のあなたのポジションを見るところから試してみてください。手帳や目標・計画の立て方は、手帳と計画の記事でも紹介しています。