一年の振り返りの書き方|月ごとに並べて、その時期と一緒に見直す

執筆:時枝 開監修:川越聡美(代表プロファイラー)公開:
12か月分の点が波のように並ぶ手帳のページと、1年を振り返る矢印のイメージ

一年の振り返りは、1年を月ごとに並べて、その月の時期(ポジション)を書き添えて見ると、できなかった理由が自分のせいだけではないことに気づけます。書く順番は、「できたこと」から、そして次の行動までです。

この記事では、一年の振り返りで書く項目と、時期と並べて見る手順、基本の書き方、例文を紹介します。バイオリズムは未来を言い当てるものではなく、次の時期に備えて、行動を計画するための道具です。

一年の振り返りは、何を書けばいい?

決まった型はありませんが、次の4つがあれば、来年につながる振り返りになります。

  1. できたこと

    大きな成果でなくてもよい。続けられたこと、乗り越えたことも入れる

  2. できなかったこと

    責めずに、事実だけ書く。いつ頃のことかも添えておく

  3. 気づいたこと

    なぜそうなったか、どう感じたか。動けた時期と、動けなかった時期の違い

  4. 来年に生かすこと

    次にやること、やめること、続けること。1〜3つに絞る

「振り返り」と「反省」は少し違います。反省は直すところを探すことが中心ですが、振り返りは、できたことも含めて1年を見渡し、次の動き方を決めることです。

時期を先に決めて、1年を月ごとに並べる

1年を思い出すだけでは、「あの時期はなぜ動けなかったのか」がわかりません。そこで、月ごとに出来事を並べ、その月のバイオリズムのポジションを書き添えて見ます。

  1. 書く

    出来事を、月ごとに書き出す

    • 手帳、カレンダー、写真を見返す
    • 仕事・暮らし・人間関係を、1か月に一言ずつ書く
  2. 添える

    月のポジションを書き添える

    • 12のポジションは、順にめぐります
    • 月の切り替わりは、毎月1日ではなく、3〜9日ごろ
  3. 分ける

    動く月と、整える月に分けて見る

    • 動く月にできなかったことは、やり方を見直す
    • 整える月に進まなかったことは、自然な流れだったかもしれないと見る
  4. 生かす

    来年の目標を置く時期を決める

    • 動く月に始めたいことを置く
    • 整える月には、見直しと準備を置く
種(始動)○成長(試練)○決定(計画)◎健康(調整)△人気(社交)◎精神(持続)×上昇(選択)○経済(邁進)◎充実(達成)◎充電3(清算)××充電2(内省)××充電1(自覚)××

勢いの目安:◎ とても高い/○ 高い/△ ふつう/× 低い/×× とても低い

12か月は、このポジションの波をめぐります。勢いが上がっていく種〜充実が動く時期、灰色の充電1〜3が整える時期です。記号は、そのポジションの平均的な勢いの目安です。

ポイント

バイオリズムは、12年・12か月・12日・24時間の4つの時間軸で、いまの自分がどんな時期にいるかを読み解く、スクール独自の分析法です(4つの時間軸)。ポジションの説明は平均的な目安で、同じポジションでも、性格タイプやそのときの状況で表れ方は変わります。各ポジションの意味は12ポジションとはで紹介しています。

できなかった月が「整える月」に当たっていたら、「あの月は、量を落とす時期だったのかもしれない」と見ることもできます。結論を決める必要はありません。振り返りの視点を1つ増やすくらいの使い方で十分です。

振り返る前に、生年月日から今月のあなたのポジションを見てみる

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振り返りの基本の書き方

1つ1つの出来事は、次の3つの順で書くと、感想だけで終わりません。

  1. 事実

    いつ、何があったか。評価を入れずに、見たまま書く

  2. 気づき

    なぜそうなったか。どう感じたか。そのときの時期はどうだったか

  3. 次の行動

    次に同じ場面が来たら、どう動くか。小さく、具体的に書く

仕事の振り返りでも、暮らしの振り返りでも、同じ型で書けます。うまく書こうとせず、まずは1か月に1行から始めてみてください。

例文:感想で終わる例と、次につながる例

次は、書き方のイメージです。例として書いた文で、実際の体験ではありません。

仕事の振り返り

避けたい今年は忙しかった。来年はもっと頑張りたい。

伝わりやすい春に新しい担当を任された(事実)。夏は資料作りに追われて、余裕がなかった(気づき)。来年は、担当が変わる月の前後は予定を減らして、準備の時間を取る(次の行動)。

暮らしの振り返り

避けたいあまり何もできなかった一年だった。

伝わりやすい秋は予定を詰めすぎて、疲れが残った(事実)。整える時期だったのかもしれない(気づき)。来年の秋は予定を7割にして、週に1日は空けておく(次の行動)。

例文の中のポジションや時期の見方は、あくまで例です。月とポジションの組み合わせは、生年月日によって人それぞれ変わります。

監修者の言葉:記録と時期を照らし合わせる

監修者の川越聡美(代表プロファイラー)は、振り返りの習慣について、次のように話しています。

振り返りの習慣は感情のコントロール術とつながる

本サイトの監修者で代表プロファイラーの川越聡美

川越 聡美
代表プロファイラー・本サイトの監修者

予定や出来事を記録しながら、バイオリズムの時期の特徴と照らし合わせていくと、出来事への感じ方で自己理解が深まり、感情との付き合い方を見直すきっかけになります

監修:川越聡美(代表プロファイラー)

ポイントは、出来事を記録しておき、あとから、その時期の特徴と並べて見ることです。1年分の記録があれば、同じポジションのときに自分がどう動いたかが、次の1年の手がかりになります。

書いたあとに確かめる5つの問い

書き終えたら、次の問いで点検します。当てはまらないものがあれば、書き足してください。

いつ振り返る? 年末年始と立春

一年の振り返りは、11〜12月に手帳やカレンダーを見返し、年末年始にまとめるのが目安です。1年の出来事が出そろい、来年の予定も立てやすくなります。

注意したいのは、バイオリズムの年の切り替わりは、1月1日ではなく立春(2月4日ごろ)だということです。年末に振り返ったあと、立春以降の月のポジションを確かめて、来年の目標を置き直すと無理がありません。目標の置き方は今年の目標の決め方、年・月・日の順に計画へ落とし込む手順は計画の立て方で紹介しています。

年の切り替わりの日付は年によって前後します。切り替わりの日時は、国立天文台の暦要項が基準です。

手帳や記録で振り返るなら

1年を振り返るときは、日記や手帳の記録があると、月ごとの出来事を思い出しやすくなります。年・月・日・時間のポジションが印字されたバイオリズム手帳なら、予定と同じページでポジションも見返せます。

これまでの人生を、やる気の波として描いて振り返りたい場合は、モチベーショングラフの書き方で、書き方と、一生のバイオリズムの波と重ねて見る方法を紹介しています。

よくある疑問

一年の振り返りは、何から書けばいいですか?

「できたこと」から書きます。1年の出来事を月ごとに並べて、1か月に一言ずつ書くだけで十分です。気づきと次の行動は、そのあとで書き足します。

振り返りシートやテンプレートは必要ですか?

なくても書けます。手帳やノートに、月ごとの出来事・気づき・次の行動の3つを書ければ足ります。使いやすい形があれば、使って構いません。

「振り返り」の言い換えは?

「見直し」「総括」「棚卸し」「レビュー」などがあります。場面に合わせて選んでください。

「まとめ」と「振り返り」は何が違いますか?

まとめは、出来事や内容を整理することです。振り返りは、そこから気づきを得て、次の行動まで考えることを指します。

うまくいかなかった年は、どう振り返ればいいですか?

うまくいかなかった月を、自分のせいだけと決めつけないことです。整える時期に量を詰め込んでいなかったかを見て、来年の置き方を変えます。小さくできたことも、1つは書き出してください。

バイオリズムで、振り返りの結論が決まるのですか?

いいえ。バイオリズムは、振り返りの視点を増やす材料で、結論を決めてくれるものではありません。大切なのは、自分で考えて判断することです。考え方はバイオリズムの信憑性で正直にお伝えしています。

まとめ

まずは無料ツールで、今月のあなたのポジションを見るところから試してみてください。手帳や目標・計画の立て方は、手帳と計画の記事でも紹介しています。

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