バイオリズムと算命学の違いとは?天中殺(12年のうち2年)と充電期(12年のうち3年)の関係と、併用の考え方

算命学の「天中殺」と、バイオリズムの「充電期」は、どちらも12年でめぐる時期ですが、別の体系の別の考え方です。天中殺は算命学で12年のうち2年めぐってくる時期、充電期はスクールのバイオリズムで12年周期の最後の3年にあたる、蓄えと整理の時期です。
この記事では、算命学と天中殺の基本を一般に知られる範囲で整理し、「天中殺のバイオリズム」と呼ばれるものとの関係、比較表、似ているところ、併用するときの考え方をご紹介します。どちらかが正しい、優れている、という話ではなく、混同せずに使い分けるための整理です。
結論:天中殺は「12年のうち2年」、充電期は「12年のうち3年」。別の体系
ポイント
- 算命学:生年月日から宿命(生まれ持ったもの)と運の流れを読む。天中殺は、12年のうち2年めぐってくる時期
- バイオリズム(スクールの体系):生年月日から今の時期を12のポジションで読み、備えと計画に使う。充電期は、12年周期の最後の3年
「天中殺のバイオリズム」「申酉天中殺 バイオリズム」のような言葉で探している方は、算命学でいう天中殺の流れを知りたいのだと思います。その場合は、算命学の考え方で読むものです。本サイトのバイオリズムとの関係は「「天中殺のバイオリズム」と呼ばれるもの」で説明します。
算命学とは
算命学は、古代中国の陰陽五行の思想をもとにした命理学のひとつで、日本で体系として広まりました。生年月日を干支(十干と十二支の組み合わせ)に置きかえ、その人の宿命と運の流れを読み解きます。
- 命式:生まれた年・月・日を干支で表したもの。性質や人との関わり方を読むときの基本になります
- 大運・年運:10年ごとの大きな流れ(大運)と、1年ごとの流れ(年運)で、運の移り変わりを見ます
- 天中殺:算命学でとくによく知られた考え方です(次の章)
四柱推命と同じく干支を使いますが、読み方や重視するところは異なります(バイオリズムと四柱推命の違い)。
天中殺とは
天中殺は、算命学で、十干(10)と十二支(12)の数のずれから生まれる、2つの「欠けた支」にあたる時期のことです。生まれた日の干支によって、子丑・寅卯・辰巳・午未・申酉・戌亥の6つのグループのどれかに分かれます。
- 年の天中殺:12年のうち、続けて2年
- 月の天中殺:12か月のうち、続けて2か月
- 日の天中殺:12日のうち、続けて2日
算命学では、天中殺の時期は、自分の力が思うように届きにくい時期として、新しく大きなことを始めるより、慎重に過ごすのがよいと説明されることが多いようです。ただし、その意味づけや過ごし方は、流派や鑑定する人によって説明が異なります。
「天中殺のバイオリズム」と呼ばれるもの
検索すると、「申酉天中殺のバイオリズム」「辰巳天中殺 バイオリズム」のように、天中殺のグループごとの運気の流れを波の形で表したものが見つかります。これは、算命学で、天中殺を含む12年の運の流れを、バイオリズムのように表したものと考えられます。
名前に「バイオリズム」と付いていても、計算のもとになるのは算命学の干支で、時期の名前や読み方は算命学の体系によるものです。本サイトの一生のバイオリズムや12年周期とは別物です。
混同しないために
「天中殺の2年」と「充電期の3年」は、長さも、計算のもとも、意味も違います。天中殺にあたるからといって充電期にあたるわけではなく、その逆もありません。それぞれの体系の中で読むものです。
バイオリズム(スクールの体系)とは
バイオリズムというと、身体23日・感情28日・知性33日の3つの周期が一般に知られています(バイオリズムとは?)。本サイトで扱うスクールのバイオリズムは、それとは別に、年・月・日・時間の4つの時間軸で、12のポジションを順にめぐる周期として読みます(4つの時間軸)。
年は12年で一巡し、最後の3年(充電1・充電2・充電3)は蓄えと整理の時期です(12年周期)。充電期は「悪い時期」ではなく、次の始まりに向けて準備をする時期として読みます(低調期の過ごし方)。
違いの比較表
| 比べる点 | 算命学 | バイオリズム(スクールの体系) |
|---|---|---|
| 見るもの | 宿命(生まれ持ったもの)と、運の流れ | 今どの時期にいるか(周期の位置) |
| 計算のもと | 生年月日を干支に置きかえた命式 | 生年月日 |
| 12年の中の「控える時期」 | 天中殺:12年のうち続けて2年。6つのグループで時期が違う | 充電期:12年周期の最後の3年。人によって時期が違う |
| その時期の受け止め方 | 慎重に過ごす時期と説明されることが多い(流派で異なる) | 悪い時期ではなく、蓄えと整理の時期 |
| ほかの周期 | 大運(10年ごと)・年運など | 年・月・日・時間の4つの時間軸 |
| 主な使い方 | 宿命や運の傾向を知る、鑑定を受ける | 次の時期への備えと、行動の計画 |
| 位置づけ | 占術(命理学) | 備えるための道具(分析) |
どちらも、科学的に確立したものとはいえません。自分を知り、日々の判断の手がかりにするための考え方として使われています(バイオリズムについてはバイオリズムの信憑性)。
似ているところ
- 生年月日が出発点:どちらも、生まれた日をもとに計算します
- 12年でめぐる:どちらも、12年をひとめぐりとして時期を見ます
- 年・月・日の単位がある:天中殺には年・月・日があり、バイオリズムにも年・月・日・時間の時間軸があります
- 控えめに過ごす時期がある:天中殺にも充電期にも、大きく動くより整えるのに向いた時期という考え方があります
似ている点が多いため、「天中殺=バイオリズムの低い時期」のように混ざって語られることがありますが、時期の長さも、計算のもとも、意味づけも同じではありません。片方の読み方を、もう片方に当てはめることはできません。
併用するときの考え方
見ているものが違うため、目的に応じて使い分けるという考え方もあります。
- 生まれ持った性質や宿命を知りたいとき:算命学の鑑定や、性格タイプの分析が参考になります(本サイトでは性格診断(無料))
- 今の時期を知り、備えと計画に使いたいとき:バイオリズムの周期を使います(一生のバイオリズム・今月のバイオリズム)
併用する場合も、ひとつの結果だけで大きな決断をしないことをおすすめします。結果が食い違っても、どちらかが間違いというわけではありません。見ている軸が違うだけです。自分の経験と照らし合わせながら、備えと計画の「基準」のひとつとして使ってください。
本サイトは、算命学をはじめ、ほかの考え方を否定するものではありません(ほかの分析との違いの一覧)。
生年月日から、これまでの充電期を見てみる
無料でバイオリズムを計算するよくある疑問
天中殺は12年に一度ですか?
算命学では、年の天中殺は12年に一度、続けて2年めぐってくるとされています。バイオリズムの充電期も12年に一度ですが、こちらは続けて3年で、計算のもとも意味も天中殺とは違います。
自分の天中殺は、このサイトで調べられますか?
調べられません。天中殺は算命学で読むもので、本サイトでは扱っていません。本サイトでは、生年月日から、12年でめぐるあなた自身の年の波と、過去・これからの充電期(一生のバイオリズム)を無料で調べられます。
天中殺とバイオリズムの充電期は、同じものですか?
同じではありません。天中殺は12年のうち2年、充電期は12年のうち3年で、時期が重なるとは限りません。天中殺は算命学の干支から、充電期はスクールの体系から出すもので、別々に読むものです。
六星占術の「大殺界」とは、同じですか?
同じではありません。大殺界は六星占術の考え方で、算命学の天中殺とも、バイオリズムの充電期とも別の体系です。12年の中に控えめに過ごす時期があるという点は似ていますが、時期の出し方や意味は、それぞれの体系の中で読むものです。
天中殺や充電期に「してはいけないこと」はありますか?
天中殺の過ごし方は、算命学の考え方に従って読むものです。バイオリズムの充電期については、してはいけないことというより、「大きく始めるより、学ぶ・振り返る・整理するのに向いた時期」として過ごし方を紹介しています(低調期の過ごし方)。
算命学とバイオリズムは、どちらが当たりますか?
「当たる」「当たらない」で比べるものではない、というのが私たちの考え方です。どちらも未来を言い当てるものではなく、自分を知り、判断や備えの手がかりにするための考え方です。
まとめ
- 算命学は、生年月日を干支に置きかえて宿命と運の流れを読む命理学。バイオリズム(スクールの体系)は、今の時期を周期で読み、備えと計画に使う道具
- 天中殺は12年のうち2年、充電期は12年周期の最後の3年。長さも、計算のもとも、意味も違う
- 「天中殺のバイオリズム」は、算命学の運の流れを波で表したもの。本サイトのバイオリズムとは別物
- 12年でめぐる、控えめに過ごす時期があるなど似た点はあるが、片方の読み方をもう片方に当てはめない
- 目的に応じて使い分け、ひとつの結果で大きな決断をしない
まずは、これまでの充電期を確かめて、当時の出来事と照らし合わせるところから、試してみてください。